〈「彩の国黒豚」を使ったとんかつなど、地産池消や地元企業とのタイアップを展開〉
JA全農ミートフーズは16日、埼玉・浦和区で同日オープンした浦和駅直結のアトレ浦和ウェストエリア内に「とんかつ 豚肉お料理 純 アトレ浦和店」を開店した。同社の首都圏の直営外食店としては10店舗目で、初のとんかつ業態の出店となる。

同社の外食店はこれまでは焼肉をメーンにしてきたが、同店では厚切りのとんかつやしゃぶしゃぶなど豚肉料理を提供、地元埼玉県の「彩の国黒豚」を始め地産池消にもこだわったメニューなどを提供していく。

席数は39席とこれまでの焼肉店と比べ比較的コンパクトな店内で、「安全・安心な国産食肉をお手ごろな価格で」をコンセプトに様々なメニューを提供する。とんかつの原料には、「彩の国黒豚」を常に用意。そのほかの豚肉では、各地のJAブランドを活用したフェアにも取り組んでいきたい考えだ。また、パン粉、ソース、豆腐などを埼玉県の地元企業から調達している。

同社の事業企画本部事業開発部外食事業課猪股徹課長によると、「これまでの焼肉業態と違い、火を通す時間や、余熱の時間など調理の面で苦労もあった。価格についても、全農の調達力への期待に応えられる価格で提供していく。埼玉の地元企業とタイアップして原料を調達し、料理人は素材を生かしたメニューをつくる。旬の野菜も入れながら、埼玉だからできることをやっていく」という。

市役所や県庁などの主要官公庁が集中する浦和で、近隣にはパルコや伊勢丹などもあり、様々な客層が望める。ランチメニューはロースとんかつランチ税込1,200円や「彩の国黒豚」を使った黒豚ロースとんかつランチ税込1,700円などを提供する。夜間は、しゃぶしゃぶやせいろ蒸しのコース料理も提供、また彩の国の地酒として、「神亀」などを用意する。

同店店長の鈴木純氏は「地元の食材などを使用し、様々な人に浦和、埼玉の良さを知ってもらうのも大事なことだと思う。当社として、とんかつへの取り組みは初めてで、キッチンのチーフは“彩の国黒豚"を提供するとんかつ専門店で修業してきた。埼玉の黒豚は100年以上の歴史を持つ。“彩の国黒豚"を使ったとんかつは、サシが多く味がしっかりしており、とんかつでイメージするソースではなく、藻塩とレモンで肉本来の味でさっぱりと召し上がれる」と彩の国黒豚を使ったとんかつの魅力を語った。

〈畜産日報 2018年3月16日付より〉

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