4月20日から「ごちポの日」キャンペーン開始、「ねぎポ」でキックオフイベント/USMEF

料理家・行正り香さんが弱火で焦げ目が付かないように焼いた「ジューシーとんテキ」などの調理を実演
〈人気料理家の行正り香さんがアメリカン・ポークの「低温調理」レシピを披露〉
米国食肉輸出連合会(USMEF)は20日、東京・千代田区の「ポーク ポーク ポーク ねぎポ」(以下、ねぎポ)で、アメリカン・ポークの低温調理をテーマにした料理イベントを開いた。

USMEFでは、ことしのアメリカン・ポークの「ごちポの日」を5月20日に設定し、これを記念して4月20日から6月30日まで「アメリカン・ポーク『ごちポの日』キャンペーン」を展開している。この日のイベントは、キャンペーンのキックオフとして開いたもので、11組22人のブロガー、インスタグラマー、消費者が招待され、人気料理家の行正り香さんが、アメリカン・ポークの美味しさを最大限に引き出すことができる「低温調理」のレシピ2品を紹介した。

当日は来日したダン・ホルストルム会長兼CEOと、「ねぎポ」を運営するねぎしフードサービス執行役員の中山剛営業本部長のあいさつのあと、USMEFの土方多寿子シニアマネージャーが、アメリカン・ポークの特長を紹介した。

その後、行正さんが「ごちポの絶品低温調理」と題して、沸騰して火を止めた後のお湯にさらした「火止めしゃぶしゃぶサラダ」と、弱火で焦げ目が付かないように焼いた「ジューシーとんテキ」の調理を実演した。試食ではこの2品と「ねぎポ」の人気メニューの「しろかつ」が提供され、参加者はそれぞれSNSにその模様をアップしていた。

USMEFは今期、アメリカン・ポークについて、特別な調理器具を使わなくても火加減や加熱時間の工夫でその旨味を最大限に引き出すことができる「かんたん低温調理」を提案している。豚肉の低温調理について、行正さんは「豚肉は加熱し過ぎると固くなってしまう。火加減が難しいと思われるが、トングや竹串など使って火の通りを確認してゆけば大丈夫。“オーバークック”よりも“アンダークック”が大切で、火の通りが足りなければ、熱を入れ直せばよい。こうして低温調理の魅力をもっと広く伝えてゆきたい」とコメントしている。

〈畜産日報 2018年4月23日付より〉

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