日本アクセスの展示商談会「秋季フードコンベンション2019」が7月24日~25日、さいたまスーパーアリーナで開催された。本紙関連の豆腐では、手軽に豆腐メニューが楽しめるミールキット商品や、豆腐スイーツ、激辛ブームを受けた豆腐など、コモディティ品との差別化で新顧客の獲得、市場活性化を狙った商品投入が目立っていた。また、高い需要を維持し続けるおからパウダーに、新商品が登場し、さらなる市場の活性化が予想される。

さとの雪食品は、3月に上市した大豆食ブランド「感豆富」の第1弾商品・大豆プリンを大々的に紹介。同商品の年代別購買層の構成比は、3050代が54%と、一般的な豆腐と比較して11%高いことを示す調査結果を紹介し、新しい顧客を獲得できていることをアピールした。新商品では、豆腐にかけるソース「豆腐がごはんになるソース」(ごま生姜香る梅のまぜごはん風・バター香るピリ辛明太子ごはん風・ゆず香るねぎ味噌ごはん風・大葉香るあごだしごはん風の4種)を紹介。糖質オフが定着する中で、豆腐半丁にかけるだけで軽めの食事になることを新提案する。

アサヒコは、ミールキット「おか豆」(おかず)シリーズを紹介。そのうち「本格韓国スンドゥブチゲ(牛肉風味・海鮮風味)」は、濃厚な豆腐に、本場韓国のソース、乾燥野菜を添付しており、鍋や電子レンジで温めるだけで楽しめる。一口サイズにカットした高たん白豆腐を使った「豆腐の四川肉味噌」「豆腐のアヒージョ」は、豆腐を温めてソースに絡めるだけ。9月1日発売。
アサヒコ「豆腐の四川肉味噌」

アサヒコ「豆腐の四川肉味噌」

〈豆腐のヘルシーナゲットやスイーツ、おからパウダーにフレーバータイプも〉
やまみは、「L-137乳酸菌入り北海道産大豆とろける豆腐」を紹介した。資本業務提携しているハウス食品グループ本社の乳酸菌を配合したもの。9月1日発売。100g×2個、税抜158円。また、「お豆腐やさんのおからパウダー」を紹介し、食物繊維の豊富さや、同社の生産能力の強みをアピールした。

やまみ「L-137乳酸菌入り北海道産大豆とろける豆腐」

やまみ「L-137乳酸菌入り北海道産大豆とろける豆腐」

三和豆水庵は、一味唐辛子を配合した寄せ豆腐に、激辛タレが付いた「辛さMAX 超辛麻婆」(178円)や、オレイン酸高含有大豆を使った「オレイン酸の力絹」(3パック、158円)、「半熟TOFUプリン(キャラメル味・メロン味)」(198円)をアピールした。いずれも9月2日発売。「半熟TOFUプリン」についてブース担当者は、「今のトレンドはとろとろとした半熟タイプ。洋日配コーナーでの展開を狙いたい」とした。そのほか、肉不使用の「豆腐で作ったヘルシーナゲット」(168円)を紹介。大豆ミート、絹豆腐、おからを主原料としている。子どものおやつにもぴったりだとアピールした。
 
みすずコーポレーションは、業務用の新商品として、味付け油揚げ(あぶり)を、試食を交えてアピールした。香ばしさが楽しめる。家庭用では、微粒タイプのおからパウダー(プレーン、with黒ごま・黒豆きな粉、withいちご・きな粉、with青汁・きな粉の4種)を紹介した。プレーンはそのままかけたり、パンやお菓子で小麦粉代わりにも使える。フレーバー3種は、きな粉もブレンドしており、より食べやすく仕上げた。牛乳やヨーグルトに混ぜるだけ。大さじ3杯で、1日に目標とする食物繊維量の不足分(3.9g)、「シールド乳酸菌М-1」100億個が手軽に摂取できる。9月上旬頃の発売を計画している。

みすずコーポレーション「おからパウダー withいちご・きな粉」

みすずコーポレーション「おからパウダー withいちご・きな粉」

〈大豆油糧日報 2019年7月30日付〉