ハナマルケン3周年記念、ドリップタイプ「焙煎こうじコーヒー」発売【ハナマルキ】

「焙煎こうじコーヒー」
「焙煎こうじコーヒー」

ハナマルキは8月7日、オリジナルブランドの「ハナマルケン」(「ハナマルキ醸造 麹 研究室」)から、同社の業務用商品「熟成こうじパウダー」を使用した「焙煎こうじコーヒー」を発売した。同日、代官山蔦屋書店のラウンジ「Anjin」(渋谷区)で記者発表会を開いた。同店では13日までの1週間、期間限定メニューとして新商品を提供する。期間中は新商品を含む物品販売も行う。

同社は2023年8月、「麹の可能性を追求し、麹の未来を創る」をコンセプトに、「ハナマルケン」を立ち上げた。これまで11品種を展開し、アルコール飲料の「Koji & Lemon Ale(こうじ&レモンエール)」や日本航空が商品化に協力した「JAL SELECTION」の即席みそ汁「北斎みそ汁」などを通して、こうじの新たな魅力を発信してきた。

発表会に登壇した平田伸行取締役マーケティング部長は、「ハナマルケン」がもたらす効果を4つ挙げた。1つ目は同社の技術力のアピール、2つ目は塩こうじの汎用性訴求とした。

平田伸行氏
平田伸行氏


「創業108年の当社が磨いてきたこうじの技術・知見がストックされているため応用が利いた。塩こうじのバラエティは伝わりつつあるが、まだまだ商品展開できると思っている」と力を込めた。3つ目として顧客接点の強化を挙げた。商品はキッチンカーやECサイトを通して、直接販売している。「当社はメーカーなのでお客様との接点は中々ないが、キッチンカーではお客様とダイレクトに話ができる。取引先からも面白いと評価を受けており、営業が取引先に差し上げることもあるが、話のネタになり、商談のきっかけになることもある」。4つ目のメディア・PR効果は、PRの一つの手段として、売上よりもいかにエッジの立った商品を作れるかに軸足を置いていると説明した。

〈「発酵コーヒー」に「熟成こうじパウダー」をブレンド、代官山で期間限定販売〉

新商品の「焙煎こうじコーヒー」(6袋入税抜1,500円)は、ブランド誕生3周年を記念して発売する。日常に寄り添うことのできる商品として、コーヒーの開発に挑戦した。平田氏は、「野外イベントにキッチンカーを出した際、隣でコーヒーが売れていく様子を見て、当社も手掛けたいと思った。キッチンカーを通して新しいアイデアが浮かぶ、思わぬ副産物となった」と振り返る。

次いで「ハナマルキ醸造麹研究室」プロジェクトリーダーの國吉優子氏が登壇し、新商品について説明した。昭和製薬が開発した「発酵コーヒー」を焙煎し、同社の「熟成こうじパウダー」をブレンドしている。「熟成こうじパウダー」の効果で、豊かなコクと香りを引き立てる。ドリップタイプでカフェイン控えめに仕上げた。「Anjin」支配人の松原敬至氏によると、最近は浅煎りのコーヒーがトレンドだという。國吉氏は、「日常生活でコーヒーを飲む機会が増えており、新商品も何杯でも楽しめることを目指した。飲みやすさやまろやかさといった点では、今のトレンドにマッチしているように思う」と語った。実飲レビューを行った松原氏は、「しっかりと香りが立っていて、期待感がある。マイルドでありながら、美味しさのボディはしっかり感じられる」と感想を述べた。

左から國吉優子氏、松原敬至氏
左から國吉優子氏、松原敬至氏

キッチンカーは秋以降、コーヒー中心の稼働を予定している。1日には長野県で行われた伊那まつりにキッチンカーが出店し、同社のアルコール飲料「Koji & Lemon Ale」と唐揚げ「塩こうじ ひやから」を販売した。平田氏は、コーヒーと親和性の高いパンの販売も検討している。「キッチンカー用のメニューとして、塩こうじを使用したパンを提供したい。塩こうじとパンの組み合わせはPRしていきたいので、いい場になるのでは」と期待を込めた。

「Anjin」では13日まで「焙煎こうじコーヒー(ホット/アイス)」(1,045円)を提供している。期間中は新商品を含む「ハナマルケン」の各商品の物品販売も行っている。

〈大豆油糧日報 2026年8月17日付〉

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