鉄製タンブラーとストローで楽しむ冷たいみそ汁「アイスみーそー」を提案-マルコメ

「『アイスみーそーカフェ』Produced by マルコメ」
「『アイスみーそーカフェ』Produced by マルコメ」

マルコメは8月24日から30日まで、東京・丸の内仲通りにあるカフェスタンドで、「『アイスみーそーカフェ』Produced by マルコメ」を開催している。店内では期間限定メニューとして、冷たいみそ汁ドリンク「アイスみーそー」(4種各税抜300円)を販売する。藤田金属(大阪府八尾市)の鉄鍋で調理したみそ汁を冷やし、氷入りの鉄製タンブラーに注いで提供する。女性に不足しがちな鉄分を自然に取り入れられる新しい夏の食習慣を提案する。開催に伴い、24日に取材・試食会を行った。

冒頭、マルコメ・マーケティング部広報宣伝課の多和彩織氏が登壇した。多和氏は今回の開催について、「暑い夏が続くようになり、当社として何ができるか考えた時に、みそ汁の塩分と水分を用いて熱中症対策に貢献できると思った。ただ単に冷たいみそ汁を提供しても面白さがないと感じ、どのように冷たさを継続させるのがいいか考えた結果、藤田金属様が展開するプロジェクト『Fe:project』とコラボする運びとなった」と説明した。

「Fe:project」では、鉄フライパンなどを製造する藤田金属が、女性に不足しがちな鉄分を、おいしく自然に取り入れる方法を提案している。

今回「アイスみーそー」の調理には、同プロジェクトの第2弾として生まれた鉄鍋「今日を元気にするお味噌汁パン」を使っている。「アイスみーそー」は、氷の入った「元気を補給するアイス味噌お椀タンブラー」で提供する。タンブラーは同プロジェクトの第3弾として、25年の大阪・関西万博でコンセプトモデルを披露し、今回が初の実店舗デビューとなる。

続いて登壇した藤田金属の藤田盛一郎社長が、「Fe:project」と今回用いる鉄製調理器具について説明した。「社会課題である鉄分不足に対し、鉄分をプロダクトから補えないかというところから、2021年に始動した。鉄鍋とみそ汁は(サビるため)本来相性が良くないが、合わせることによって鉄分をかなり摂取できることが試験から分かっている」と紹介した。

タンブラーについても試験を行い、冷ましたみそ汁を保存するだけで鉄分が自然に溶け出すことが明らかになっているという。

藤田社長は「(みそ汁は)熱いものが当たり前と思いがちだが、ヨーロッパには冷製スープがある。その感覚で冷たいみそ汁はどうかというチャレンジもなっている」とし、最後には海外展開への挑戦にも触れた。

左から藤田金属・藤田盛一郎代表取締役社長、マルコメ・マーケティング部広報宣伝課多和彩織氏
左から藤田金属・藤田盛一郎代表取締役社長、マルコメ・マーケティング部広報宣伝課多和彩織氏

〈丸の内で期間限定提供、「アイスコーヒーが『アイスみーそー』に変われば嬉しい」〉

会場となるカフェスタンド「Marunouchi Happ. Stand & Gallery」(千代田区、写真左下)では、「アイスみーそー」の販売とタンブラーの展示を行う。同店は東京駅から徒歩6分ほどの場所にあり、店舗スタッフによると、客層は若干女性のほうが多く、バスの発着所が近いためインバウンドの需要も高いとのことだ。

「アイスみーそー」は、「赤だし」、「糀美人」、「贅沢鯛だし」、「貝だし」の4種類をそろえた。多和氏は、「期間中毎日来ていただいても飽きないように、当社の持つ液みそを使った4種類のフレーバーを準備した。鉄製タンブラーに入れたキンキンの状態で、タピオカを吸うような少し太めのストローをつけて提供する。豆腐も一緒に吸って、本当にアイスコーヒーのようにみそ汁を楽しんでもらえる」と紹介した。なめこなど他の具材も候補にあったが、今回はオペレーションの都合上、豆腐に絞ったという。

「アイスみーそー」は、氷の入った「元気を補給するアイス味噌お椀タンブラー」で提供
「アイスみーそー」は、氷の入った「元気を補給するアイス味噌お椀タンブラー」で提供

多和氏は、「塩分と水分、鉄分を一緒に摂取することで、熱中症対策と夏の暑さによる疲労に対する対策を同時に行う。暑い中、アイスコーヒーを飲まれることは多いと思うが、その一日一杯のアイスコーヒーが『アイスみーそー』に変われば嬉しいと思っている」と語った。近年「冷や汁」が認知されつつある中、同社も冷たい食べ方提案に力を入れている。毎年直売所に「冷や汁の素」を買いに来る人もいるといい、ニーズはあると踏んでいる。

〈大豆油糧日報2026年8月26日付〉

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昭和33年(1958年)1月
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