「フローズンアワード」企画による市場活性化/日本アクセス【食品産業技術功労賞】
日本アクセスが2013年から実施する冷凍食品・アイスクリームの人気ナンバーワンを決める投票企画「フローズンアワード」は、2023年に11年目を迎えた。
冬期における需要の活性化を目的に、消費者に冷凍食品・アイスクリームの魅力をより広く知ってもらおうというもので、2013年の第1回では、10万人の消費者投票を目指してスタートし、結果として26万票を集めて成功を収めた。以来、毎年趣向を凝らした新しい展開を加えながら企画を継続。2022年の第10回では、投票総数266万票という規模にまで拡大している。
また、単なる人気投票にとどまらず、ランキングを基にした店頭販促企画も実施し、実際の市場活性化にも繋げている。
さらに2022年は10周年を記念して、冷凍食品・アイスクリーム食べ放題の「チン!するレストラン」を東京・秋葉原で期間限定オープン。今年は大阪でも同企画を実施し、テレビ等で大きな話題を集めるなど、業界の認知度向上に貢献している。
この『「フローズンアワード」企画による市場活性化』は、第53回 食品産業技術功労賞「マーケティング部門」を受賞した。
なお「食品産業技術功労賞」は、食品産業新聞社が1971年から実施する顕彰事業。食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰するもの。部門は、「商品・技術部門」「資材・機器・システム部門」「マーケティング部門」「サステナビリティ部門」「国際部門」「地域創生部門」の6つがある(2023年時点)。
「第53回 食品産業技術功労賞審査」の選考委員(敬称略)は、一般財団法人食品産業センター理事長 荒川隆、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門所長 髙橋清也、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事国立健康・栄養研究所所長 瀧本秀美、独立行政法人酒類総合研究所理事長 福田央、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)農林水産・食品部長 森下興、日本チェーンストア協会専務理事 牧野剛、食品産業新聞社代表取締役社長 馬上直樹。
〈食品産業新聞 2023年12月4日付より〉