食品産業技術功労賞 受賞歴

国際部門

我が国の食生活の向上、食品産業の発展に貢献した海外技術・商品を導入した企業、または個人・団体。
及び海外の食生活の向上、食品産業の発展に寄与した国産技術・商品を海外に輸出した企業、または個人、団体。(商品パッケージや紹介内容は原則、受賞当時のもの)

202454

  • パックご飯の海外輸出拡大

    アイリスオーヤマ株式会社

    同社はパックご飯の輸出拡大に注力している。台湾向け輸出からスタート、2024年にはアメリカ向け、タイ向け輸出を開始。今後も市場拡大が見込まれることから2026年には輸出額12億円、2030年30億円規模を目標に掲げる。

  • 「お~いお茶」の海外展開を加速

    株式会社伊藤園

    同社は、世界ナンバーワンの無糖緑茶飲料ブランド「お~いお茶」の海外展開をより加速するため、世界各国の品質基準に合わせた飲料用原料を開発。2024年ドイツで現地法人を設立し、協力企業で委託生産を行っている。

  • 高質なわさびを海外で展開

    金印株式会社

    同社の海外事業は現在では売り上げの約40%を占める。開始当初は、粉わさびを中心に約10品程度の商品数からスタートし、2024年で米国(ロサンゼルス)に営業拠点設立40年、現地法人設立10年の節目の年を迎えた。

  • 日本ワイン『FROM FARM』甲州の魅力を世界に発信

    サントリー株式会社

    同社が展開する日本ワインでも最高峰に位置する「登美」。1982年がファーストヴィンテージの「登美 赤」はボルドーブレンド、2004年から造る「登美 白」はシャルドネで、“世界が感動する品質”を探求してきた。

202353

  • 海外での和牛市場を開拓

    スターゼン株式会社

    輸出エリアごとに現地食肉企業と連携し、ロース、ヒレなど高級部位主体の販売から、カタ、モモなど提案商品を広げ、「超高級日本産食肉」から「一般的に使用される食肉」の位置づけに変える活動を行っている。

202252

  • 「キユーピーマヨネーズ」「深煎りごまドレッシング」輸出拡大、現地の外食や小売りへ販路広がる

    キユーピー株式会社

    海外市場におけるマヨネーズやごまドレッシングの輸出が好調で、前年比41%増を記録。高級感ある日本の味として現地の外食産業にも定着しつつあり、小売チャネルへの販路拡大とともにブランド価値の浸透が進んでいる。

  • みその輸出量拡大に貢献、使い切りタイプで初心者層を獲得

    ひかり味噌株式会社

    初心者にも手に取りやすい商品として、使い切りタイプの小容量味噌を海外向けに展開。用途別レシピを記載したパッケージや最低限の情報かつシンプルなデザインを採用した。家庭用や外食向けで導入が進み、輸出量は年々増加している。

202050

  • お好み焼と「OTAFUKU」ブランドを世界へ、ヴィーガン対応など輸出戦略を強化

    オタフクソース株式会社

    肉・魚エキス不使用や有機原料対応など、輸出国の規制やニーズに応じた商品開発で、約50の国と地域に展開。20年には「お好みソース」などのパッケージに英字ロゴを導入、輸出用の一部商品をヴィーガン仕様に刷新した。

  • 東南アジアにおけるリサイクルキャップの普及、分別性と機能性を両立

    三笠産業株式会社

    液だれ防止や流量調整に加え、開封性と分別性を両立したキャップが高い評価を得ている。特に使用後に容器から簡単に取り外せる構造が環境意識が高まる東南アジアで注目され、採用が拡大。20年は前年比2倍の販売となった。

201949

  • 「ポンパドール・ハーブティー」日本上陸50周年

    日本緑茶センター株式会社

    国内総代理店として、1969年に輸入を開始。ハーブという言葉に馴染みのなかった時代にその魅力に着目し、日本におけるハーブティーの歴史を切り拓いてきた。近年は有機シリーズを投入し、若年層へアプローチしている。

  • 「モチクリームアイス」など独自商品の海外展開

    モチクリームジャパン株式会社

    2012年から本格的に輸出を開始した。見た目のかわいさも相まって、アジア圏はもとより、餅を食べたことのない欧米でも受け入れられている。近年は乳製品を一切使用していない米由来の「ブラウンチーズ」の拡販に注力。

201848

  • 国産牛肉の輸出拡大に向けた取り組み

    伊藤ハム株式会社

    農水省や日本畜産物輸出促進協議会の支援をうけ、「オールジャパンでの輸出拡大取組」を強化している。日本産と識別しやすいよう統一マークを作成し、「伊藤和牛」のブランドマークと組み合わせ、認知度向上に努める。

201747

  • アメリカで「グルテンフリーめん」を普及

    株式会社小林製麺

    27品目のアレルギー物質を使用せず、米粉を使い、グルテンフリーで仕上げたパスタやラーメン、うどんをアメリカで展開している。

  • コメ輸出と寿司店の海外展開を進める

    株式会社神明

    2007年から輸出を開始し、日本企業の中で日本産米の輸出量トップを誇る。2016年の年間輸出量は約3000トンだった。加えて子会社・元気寿司が海外で多店舗展開し、香港とシンガポールの一部店舗で日本産米を使用している。

201646

  • ロボットの導入効果を高精度で予測するロボット・プログラミング&シミュレーションソフト

    ABB株式会社

    ロボット導入時の処理能力を計算し、シミュレーション動画や統計データで導入効果を高精度で予測できる。3DCGによる直感的なプログラミングにより、複雑な配置や製品のバラツキに対応した定量データを抽出できる。

  • 日本酒の国際普及に貢献

    株式会社アンカーマン

    酒蔵ツアーの実施や酒造り体験の企画を行うほか、蔵元側のサポートとして最低限の日本酒用語を英語で伝えるためのワークショップや若手蔵元向けの勉強会を立ち上げるなど、多方面から日本酒の普及に貢献している。

  • プロセスチーズのフレーバー展開で輸出を拡大

    マリンフード株式会社

    プロセスチーズの多様なフレーバーで差別化を図り、台湾、香港、タイ、インドネシアへ直接輸出、間接輸出を含めると9カ国に展開している。一部商品ではハラール認証も取得し、イスラム圏への販路拡大をめざす。

  • 「WAGYU SAMURAI」で新需要を創出

    株式会社ミートコンパニオン

    海外のニーズに応じた和牛を各地から厳選し、オールジャパンブランドとした。09年からアジア市場向けの輸出を始め、13年にはバンコクに現地法人を設立。薄切り牛肉の食文化とカット技術の融合によるメニュー提案を行う。

201545

  • ベトナムで骨取り魚の冷食生産体制を実現

    株式会社オカフーズ

    環境に配慮した排水浄化システム、停電時の自家発電装置、マイナス25℃の冷凍倉庫など大型投資を行った。これに併せ、パートナー企業のクアンヒュー社と交流を深め、揺るぎない信頼関係を構築している。