食品産業技術功労賞 受賞歴
商品・技術部門
卓越した技術により、我が国の食生活の向上、食品産業の発展に貢献した商品の開発、
技術の開発を行なった企業または個人、団体。(商品パッケージや紹介内容は原則、受賞当時のもの)
2024第54回
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本格的な味わいと飲みごたえ「アサヒゼロ」
アサヒビール株式会社
「アサヒゼロ」は2024年4月に全国発売。一度ビールを醸造した後にアルコール分を完全に取り除く「脱アルコール製法」により、アルコール分0.00%でありながら本格的なビールらしい味わいと飲みごたえを実現した。
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消費者の健康課題に貢献「マイサイズ」シリーズ
大塚食品株式会社
「マイサイズ」は、100kcalのレトルト食品を中心に幅広くメニューを展開。カロリーを分かりやすく表示するだけでなく、塩分2g以下の設計で“おいしく”カロリー・塩分コントロールをできることが特徴。
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国産大豆の消費拡大に貢献「おからクランチ大豆ミート」
株式会社おとうふ工房いしかわ
「おからクランチ大豆ミート」は、おからと脱脂大豆で作った国産100%の大豆ミート。一般的な大豆ミートと比べて、大豆の青臭さが抑えられていることが特徴。脱脂大豆は溶剤抽出ではなく、圧搾したものを使用している。
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バランス調整に拘った「キリンビール 晴れ風」
キリンビール株式会社
同品は2024年4月に発売した17年ぶりのスタンダードビールブランド。ビールとしてのうまみや飲みごたえと、飲みやすさを両立させたバランスの良い味わい。売り上げの一部は、日本の風物詩を守る「晴れ風ACTION」に活用。
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完全無溶剤での精製を実現した「圧搾一番搾り 国産こめ油」
築野食品工業株式会社
米油のような油分の少ない原料から作る植物油は、有機溶剤を使った抽出法で作るのが一般的である中、同品は精製工程においても完全無溶剤での精製を実現した。全国流通できる圧搾製法を用いた米油としては業界初。
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香ばしさとほぐれを両立「香ばし麺の五目あんかけ焼そば」
株式会社ニチレイフーズ
レンジ調理することで、麺の焼いた香ばしさを高める新製法を開発。2段トレイ容器を採用し、調理時の不満を解消した。2023年秋に発売し、冷凍あんかけ焼そば市場が拡大するきっかけを作った商品といえる。
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磨き続けた技術をさらに進化「日清ヘルシークリア」
日清オイリオグループ株式会社
同品は、酸化対策により開封後もおいしさが続くことを訴求した。製造後の酸化を抑制する「Neoナチュメイド製法」、開封前の酸化を抑制する「酸化ブロック製法」、開封後の酸化を抑制する「ウルトラ酸化バリア製法」を採用。
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より簡便かつ環境に配慮した「マ・マー THE PASTA 贅沢野菜」
株式会社日清製粉ウェルナ
2024年春のリニューアルで、開封せずにレンジ調理できる外袋と、上ぶたなしの紙トレーを採用。従来は食べるまでに4ステップ必要だったものを、2ステップに短縮。同時にプラスチック使用量も削減した。
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成熟市場を活性化した「もちっとおいしいスパゲッティ」
株式会社ニップン
発売から約半年強で出荷数量3,000万食を突破。同社の調査により、消費者が乾燥パスタに「もちっと」食感を求めていることを突き止めて開発。発売後は、成熟市場とされていた乾燥パスタ市場の拡大に貢献した。
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和洋中の料理に使える「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」
ヤマサ醤油株式会社
同品は「めんつゆとも、白だしとも違う、洋食にも合う濃縮つゆ」をコンセプトとし、計量しなくても使える万能つゆ。2020年春の発売以来、着実に実績を伸ばし、家庭用つゆ市場を代表するブランドに成長。
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食品各社に影響を与えた「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」
雪印メグミルク株式会社
2009年発売の同品は、2015年のリニューアルでヨーグルト初の機能性表示食品となった。食品で内臓脂肪を減らすという取り組みは食品各社に影響を与え、追随する企業や商品が相次いだ。2019年はシリーズ売り上げが過去最高を記録。
2023第53回

エスビー食品は2023年春、日本のカレー粉のスタンダード「赤缶カレー粉」の香りを特許技術のパウダールウ製法により最大限に生かした即席カレーとして、赤缶カレーパウダールウを発売した。固形ルウと比べて油脂配合比率が低く、小麦粉不使用のため、深みがありながらも軽やかな味わいを実現している。溶けやすく、ダマになりにくいという特徴もある。うま味や甘味などの味わいを構成する主原料は、国産素材にこだわってブレンド。甘味料・香料を使わずに「赤缶カレー粉」のスパイシーな香りを存分に生かした。
エスビー食品は2023年、創業100周年を迎えた。記念商品のアイデアを社員から募集し、日本で初めて国産カレー粉の製造に成功した同社の象徴「赤缶カレー粉」の新しい価値を提供したいと考えたアイデアが採用され、赤缶カレーパウダールウの開発に至ったという。好調な売れ行きで、1年間の販売目標を1年未満で達成する見込み。
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華やかな香りの新緑茶「アサヒ 颯(そう)」
アサヒ飲料株式会社
微発酵茶葉を使って緑茶に華やかな香りを加えた。香りを重視する消費者の声を受けて1.2万人規模の調査を実施し、開発に反映。若年層からも支持された。緑茶飲料市場で新たな価値を提案し存在感を発揮している。
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刺身のような見た目と食感「まるで魚シリーズ」
あづまフーズ株式会社
動物性原料を使わずに刺身のような見た目と食感を再現した次世代水産代替品。白い筋まで再現したリアルさに加え、特定アレルゲンも不使用で、健康志向や多様な食のニーズに応える商品として注目を集めている。
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食感を追求し海苔の常識覆す「バリバリ職人シリーズ」
大森屋株式会社
特許製法のウェーブ形状で、海苔の常識を覆す“バリバリ”とした新食感を実現。多彩なフレーバーやサイズ展開で世代を問わず支持され、食卓での新たな楽しみ方を提案し、海苔市場の活性化に貢献した。
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密閉性の確保に工夫「アルファ米レンジ+(プラス)シリーズ」
尾西食品株式会社
密閉性のあるパウチを開発し、アルファ米で初の電子レンジ調理を実現。おいしさと簡便性を両立させ、5年半の長期保存も可能にした。個人備蓄市場の拡大に貢献し、備蓄食の新たな選択肢として注目されている。
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特許製法で独自の形状を実現「カンデミーナグミ」
カンロ株式会社
特許製法による独特な形状とハードな弾力食感を実現。視覚と味覚の両面でエンタメ性を追求し、フレーバー展開も豊富。幅広い年齢層に支持され、発売10周年のロングセラーとしてグミ市場をけん引している。
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蒸発を防ぎジューシーさを保つ「もちいなり」
株式会社京都庵
冷凍でも硬くなりにくい独自製法を採用した油揚げを開発。甘辛いしょうゆダレで味付けした油揚げに餅を詰め、レンジ加熱でジューシーな仕上がりになっている。売り上げ好調で冷凍惣菜分野で注目を集めている。
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甘くないニーズに応える無糖チューハイ「氷結 無糖」シリーズ
キリンビール株式会社
甘くないお酒のニーズに応えた無糖チューハイで、食事との相性を追求した商品。柑橘系など多彩なフレーバーをそろえ、飲み応えと爽快感のバランスが若年層にも好評。RTD市場に新たな定番を築いたシリーズ。
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“これからの時代”に向き合う「サントリー生ビール」
サントリー株式会社
飲み応えと飲みやすさを両立した味わいを実現。300回以上の試験醸造を経て開発し、若年層にも支持される味わいに。情緒的な広告展開や試飲施策も奏功し、発売3カ月で200万箱を突破しヒット商品となった。
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塩分控えめに豆乳自体を生かす「なめらか豆腐バー」
太子食品工業株式会社
豆腐をバー状にし、味付きでそのまま食べられる手軽さが特徴。独自のきぬ練り製法で高たんぱくと滑らか食感を両立。パッケージも利便性を追求し、健康志向のニーズに応えて発売半年で100万本を突破した。
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3種の銘柄を厳選しブレンド「新潟県産 大粒ごはん3食」
テーブルマーク株式会社
新潟県産の大粒米3品種を独自ブレンドしたパックご飯。トレー炊飯や独自の二段階加熱製法などを用いて、粒感・甘み・粘り、つや、弾力、風味の6要素のバランスが良くなるように作り上げた。
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“蒸らす”でアルデンテを実現「パキット」
株式会社永谷園
乾麺とソースを一体で調理する新発想のパスタ。レンジ調理で“蒸らし”の工程を取り入れることにより、アルデンテ食感を実現した。水加減不要で失敗しにくく、発売2カ月で100万食を突破する販売となっている。
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ジューシー感と香ばしさ両立、業務用「究極の唐揚げ」
株式会社ニチレイフーズ
手作りのようなジューシーさと香ばしさを実現するため、原料や配合技術を見直した。加熱済みなので生焼けの心配がない。人手不足が深刻化する中でも、総菜や外食で満足度の高い商品を提供することを可能にした。
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独自の特徴生かしおいしさ実現「アミュリア」
日清製粉株式会社
高食物繊維配合とおいしさの両立を実現した小麦粉。豪ARISTA社の高食物繊維小麦を原料に使用している。胚乳部に食物繊維が多く含まれるため、味を損ねない点がポイントで、作業性が高いことも特長となっている。
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手軽さとおいしさの両立に注力「めちゃラク」シリーズ
株式会社ニップン
簡便に作れる商品設計と多様なラインアップにより、子どもの調理体験の場面で活躍するシリーズ。2023年春発売のカスタードクリームミックスなどがヒットした。大人のユーザーも多く、広く家庭調理を応援する。
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圧倒的口溶けとクリーミー感、豆乳クリームバター「ソイレブール」
不二製油株式会社
新しいおいしさを備えた植物性新素材。豆乳クリームと植物油脂を最適にブレンドし、大豆のうまみとコク、口溶けのよさを表現している。冷凍状態でも使いやすく、製菓・製パン市場で評価されている。
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均質性とおいしさを重視「メルティークビーフ」
ホクビー株式会社
フランス料理の技法の「ピケ」とハム製法の「インジェクション」からヒントを得て開発した牛脂注入肉。ジューシーで柔らかな食感で、均質性が優れている。使い勝手のよさからも外食や中食で幅広く採用されている。
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粉末にはない生みそ本来の風味「顆粒みそシリーズ」
マルコメ株式会社
独自製法で粒状に揃える賦形剤を使わず、だし入りみそを100%顆粒にすることに成功している。みそ本来の本格的な風味が楽しめる。味噌汁に限らずパスタや炒め物など幅広く活用できるこも特徴となっている。
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味作りとMBP®認知獲得注力「毎日骨太MBP®」
雪印メグミルク株式会社
1993年発売の乳飲料「毎日骨太」は、子供から年配者までターゲットとしたカルシウム強化のミルク。その後、ヨーグルト、チーズなどに品揃えを拡充。ヒト試験で乳の中から発見したたんぱく質MBP(ミルクベーシックプロテイン)に、骨の新陳代謝を改善し、骨密度を高める働きがあることを確認。2001年から「毎日骨太」シリーズへMBPを配合している。
2022第52回
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ひきわり納豆でありながら食べ応え「国産大きなひきわり」
あづま食品株式会社
一般的なひきわり納豆の約2倍の大きさにカットした大粒大豆を使用し、しっかりとした食感と食べ応えを実現。栄養や風味を逃さない独自製法で、健康志向層や納豆好きから支持を集め、主力商品へと成長している。
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独自の鮮度技術を採用「カフェインレス 深いコクのブレンド」
キーコーヒー株式会社
独自の鮮度保持技術を採用し、焙煎直後の香りや味わいを長くキープ。2021年に発売したカフェインレスコーヒーが、従来品と比較して5倍超の売れ行きを記録し、“カフェインレス感ゼロ”の商品として高評価を得ている。
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レンジで“ふっくらジューシー”「うちのごはん 肉おかずの素」シリーズ
キッコーマン食品株式会社
カットした肉を専用パウチに入れてレンジ加熱するだけで、ごちそう感のある肉おかずが完成する「肉おかずの素」シリーズ。“ふっくらジューシー製法”により、簡便調理と品質の両立で新たな調味料市場を創出した。
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“免疫ケア”を日常にした「キリン iMUSE」シリーズ
キリンビバレッジ株式会社
プラズマ乳酸菌の健康機能に着目し、免疫ケア訴求の清涼飲料を機能性表示食品として展開。水・炭酸・ヨーグルトなど複数カテゴリーで展開し、手軽に続けられる点が評価され、前年比5割増の販売実績を記録した。
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主食・主菜を手軽に、使い切りパウチ「のせるだけ」シリーズ
ケンコーマヨネーズ株式会社
ごはんやパンにのせるだけで、主菜や主食メニューが完成する少量パウチタイプの惣菜を開発。大豆ミートや健康素材を使用し、食品ロス削減にも寄与。業務用・家庭用の両方で導入が進み、時短ニーズにも対応する。
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“大豆100%で肉のような満足感”「肉肉しいがんも-INNOCENT MEAT-」
相模屋食料株式会社
がんもどきの製法を応用し、大豆100%でも肉粒感ある食感を実現。環境負荷の低減や簡易包装、冷蔵で30日間保存可能といった特徴を備え、植物性タンパク市場の中でも満足感の高い商品として注目を集めている。
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チーズのような風味と食感「お米でとろ~りとろけるシュレッドタイプ」
株式会社神明
米由来の植物性素材を使用し、乳製品を使用せずにチーズのような風味ととろける食感を再現。アレルゲン28品目不使用で、食物アレルギーへの配慮やヴィーガン需要にも対応。国産米の活用によりコスト削減につなげた。
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本格派プラントベースミート「NIKUVEGE(ニクベジ)」
株式会社Tastable(テイスタブル)
香味・旨味・ジューシー感のバランスを追求したプラントベースミート「NIKUVEGE」。大豆とえんどう豆のブレンドで風味を高め、大手飲食・ホテルでの採用も進む。アレルゲン対策も講じており、本格展開が期待される。
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「冷やし中華」を独自技術でレンジ対応に商品化
株式会社ニチレイフーズ
電子レンジだけで冷たい麺が仕上がる独自技術を活用し、具材付き2段トレー構造により、夏の定番メニュー「冷やし中華」の冷凍食品化を実現。利便性と味の両立により新市場を開拓し、家庭用冷食の幅を広げた。
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「完全メシ」シリーズ、“栄養×おいしさ”の最適バランス
日清食品株式会社
1食で33種類の栄養素を摂取できる「完全メシ」シリーズをカップ麺、グラノーラ、冷凍食品などで多彩に展開。栄養バランスを考慮しながらもおいしさを維持した。発売4カ月で累計400万食を突破するヒットに。
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国産小麦粉に新たな価値を付与、おいしさ引き出す製粉技術
日清製粉株式会社
パン用「セルヴァッジオ ファリーナ ジャポネーゼ」や菓子用「スノーフレーク」など、国産小麦特有の甘味・ふんわり感・歯切れの良さを最大限に活かす製粉技術を開発。国内産小麦の価値向上と市場拡大に貢献する。
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「糖質ゼロ」「糖質ゼロ&減塩30%」で健康とおいしさ両立図る
プリマハム株式会社
糖質ゼロ・減塩30%でありながら、通常品と遜色ない味を実現。「ひとくちカルパス」などをラインアップし、超高圧処理技術で賞味期限も確保。健康志向とおいしさを両立させた商品として家庭用・業務用で展開。
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“絹のようななめらかさ”「ひとつ上の豆乳」シリーズ
マルサンアイ株式会社
国産プレミアム大豆を使用し、すっきりした味わいとコクを両立した豆乳シリーズ。2021年の大幅リニューアルを契機に高価格帯豆乳として定着した。上質な味わいが支持され、売上が2ケタ伸長した。
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鮮やかな色味でさっぱりした味わい「赤しそドリンク ゆかり®」
三島食品株式会社
ふりかけ「ゆかり」の原料である赤しそを活用した清涼飲料。希釈タイプで汎用性が高く、ゼリーなどアレンジも自在。しそ本来の香りと鮮やかな色味が特徴で2022年上期は前年比150%の売上成長を記録した。
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“睡眠の質を高める”「Yakult(ヤクルト)1000」「Y1000」
株式会社ヤクルト本社
乳酸菌シロタ株を過去最高密度で配合。ストレス緩和や睡眠の質向上などの機能性が注目され、家庭・職場での定着が進行。訪問販売や自販機、「届けてネット」など多様なチャネルで需要を獲得した。
2021第51回
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油揚げらしさを生かした「昔あげ」
株式会社アサヒコ
豆腐の味や食感を感じられる厚手の油揚げ。冷凍保存でき、常温解凍でそのまま使用可能。煮物や焼き料理など多用途に活用でき業務用市場で高評価を得た。定番の2枚入り、きざみ揚げ、国産大豆使用商品など品揃えしている。
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機能性表示食品の日本茶製品を飲料・リーフで展開
株式会社伊藤園
21年発売の「一番摘みのお〜いお茶」は、機能性関与成分ガレート型カテキンによる「体脂肪を減らす」機能性表示食品。19年には飲料の「お~いお茶 濃い茶」を機能性表示食品として発売し、大ヒットした。
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“パウダールウ製法”で香り引き立つ「本挽きカレー(中辛・辛口)」
エスビー食品株式会社
スパイスの香りを引き立てる“パウダールウ製法”を採用した次世代ルウカレー。粒子が細かいので溶けやすく混ぜやすく、時短調理にも対応する。小麦粉を使わずに本格的なおいしさを実現し、新たな選択肢として支持を集めた。
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普段使いできる非常食「CoCo壱番屋監修 尾西のカレーライスセット」
尾西食品株式会社
「普段から食べられる長期保存食」をコンセプトに、壱番屋と連携した賞味期限5年6か月の長期保存カレーライスセットだ。非常食としてお湯でも水でも食べられ、アレルギー物質特定原材料等28品目不使用も特徴だ。
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卵不使用の加熱用液卵「HOBOTAMA」
キユーピー株式会社
国内食品メーカー初となる代替卵食品で、業務用市場へ向け発売された。植物性素材で卵のような見た目・味・食感を実現。アレルギー対応や食の多様化に応える。豆乳加工品をベースに、メニューの汎用性が高いことも特徴。
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料亭品質を家庭で味わえる「丹精 お刺身湯葉」
株式会社三和豆水庵
湯葉特有の「まったり」とした食感が楽しめる商品。豆乳を充填することで出来立てのおいしさを閉じ込めており、湯葉の厚みや、豆乳濃度にもこだわった。夏場はわさび醤油、冬は温めて食すなど、季節を問わず楽しめる。
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誰でもふっくら仕上がる「おいしく焼ける魔法のお好み焼き粉」
昭和産業株式会社
素材の水分量や焼き時間を工夫し、焼成温度や加水条件が多少ぶれても誰でも店のような仕上がりに。家庭調理での失敗を減らし、粉市場の価値向上に寄与した。1袋100gの小分けパックで計量の手間がない点も特徴。
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冷凍で届ける「お肉と野菜のミールキット」、家庭の調理負担を軽減
双日食料株式会社
精肉とカット野菜をセットにした冷凍ミールキット。フライパンに入れるだけで、簡単・時短で主菜が作れる。サプライチェーンでは、肉を本業とする各社が関わり肉のプロ集団によるミールキットとなっている。
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いつもよりこだわった大人の味わい「至福の食卓 マルちゃん焼そば」
東洋水産株式会社
2食焼そば市場で最も多い“子育てを終えた夫婦”をターゲットに開発。麺の太さに合わせたソースを採用し大人の味わいを演出。「マルちゃん焼きそば 3人前」はチルド麺のトップだが、同製品で2食タイプの定着に成功した。
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発売以来20年連続ナンバーワン、香ばしさを追求した「本格炒め炒飯🄬」
株式会社ニチレイフーズ
冷凍炒飯に炒める製造工程を業界で初めて導入したロングセラー商品。2015年には製造ラインを刷新し、プロの技に近づく「三段階炒め製法」を導入。20周年は炒める動きを改良した“新・三段階炒め製法”を導入した。
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1食完結型「よくばり」シリーズ
株式会社ニップン
主食と主菜をバランス良く食べられる1食完結型冷凍食品。料理ごとに電子レンジ加熱時間が異なる中、容器の仕切り形状を工夫し、複数の料理が1度の調理・同一時間で最適な状態に仕上がるよう設計している。
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ほぐせるお肉「プルドポーク」「プルドビーフ」、新感覚のやわらかさ
日本ハム株式会社
塊肉(豚肉・牛肉)に圧力をかけながら高温で加熱することで、フォークで簡単にほぐせるやわらかさに仕上げた新感覚の商品。そのまま食べるだけでなく、パンやサラダなどのトッピングなどにも利用することができる。
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長期保存可能な常温保存できるゆで麺「旨さ覚悟」
はたけなか製麺株式会社
原料・製法から差別化できる白物に挑戦した商品。原料に日清製粉の手打ちうどん専用粉「金斗雲」(きんとうん)を使用した。2019年秋冬シーズン発売。うどん、きしめん、そうめんの3アイテム。
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超極太麺ながらも締まりがあるコシの強い麺で支持される「麺神」
明星食品株式会社
「麺密もっちり製法」で実現した麺の太さ。従来は、湯戻し時に中心までお湯が入りづらく、太さに限界があった。麺神(めがみ)は独自のノンフライ製法により、麺の乾燥工程で風速・風向・温度を段階的にコントロールして麺の気泡を調整し、今までにない麺の太さを実現。袋麺・カップ麺を発売している。
2020第50回
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コメの鮮度を維持する「低温製法米」パックご飯シリーズ
アイリスフーズ株式会社
玄米の保管から包装までを15℃で管理する「低温製法」により鮮度を維持。炊飯には「個食蒸気炊飯方式」で炊きたてのような食感と香りを実現した。pH調整剤不使用で米本来の味わいと香りが楽しめる。
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「アサヒ ザ・リッチ」微煮沸製法で香り高くコク深く
アサヒビール株式会社
製法は同社新ジャンルとして最大級の原麦汁エキス濃度にすることで、コク深い味わいを実現。殺菌方法は同社で初めて微煮沸製法を採用した。贅沢なコクと芳醇な香りで、プレミアムビールのような上質感を提供している。
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多彩な味と泡立ちで市場牽引「ブレンディ」スティックシリーズ
味の素AGF株式会社
「ブレンディ」スティックは、独自技術により香りや泡立ちを高め、スティック市場をけん引。カフェオレだけでなく、紅茶オレやココアオレ、カフェインレスなどラインアップを拡充し、選ぶ楽しさを提供している。
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希少な納豆専用大豆を100%使用した「舌鼓」、弾力と深みのある味わい
あづま食品株式会社
納豆「舌鼓」は、希少な茨城県産「納豆小粒」大豆を100%使用し、弾力と深みのある味わいが特長。製造が難しい品種ながら、高度な技術と専用たれで仕上げている。発売から30年以上経つロングセラー商品となっている、
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厳選素材と品質で冷凍食品の常識を超える「Z's MENU」シリーズ
株式会社SL Creations
「Z's MENU」は“それ以上はない”を意味する至高の冷凍食品シリーズ。肉、魚、野菜など全ての食材の品質にこだわっている。和・洋・中の70品があり。冷凍食品のイメージを超えた商品として展開している。
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「野菜生活Soy+」で投入市場に新提案、大豆を丸ごとしぼり果実と野菜をブレンド
カゴメ株式会社
「野菜生活Soy+」は、果実・野菜・大豆ミックス飲料。野菜や食物繊維に加え、注目の高い植物性たんぱく質を手軽に摂取できる栄養や、おいしさ、女性を意識した柔らかくスタイリッシュなパッケージが支持された。
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「深煎りごまドレッシング」発売20周年、18年連続で単品売上トップ
キユーピー株式会社
「深煎りごまドレッシング」は、焙煎したすりたてごまの香りと、コクを活かしたクリーミーな味わい。マヨネーズで培った乳化技術を応用した独自製法を開発した。20周年を機に、サラダ以外にもメニュー提案を強化した。
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「北海道チルドポテト」でじゃがいもの新たな業務用提案
ケンコーマヨネーズ株式会社
北海道産の黄色系じゃがいもを使用し、さまざまなカットサイズを取り揃えた。調理現場の省力化や衛生的な調理に貢献する。じゃがいもの洗浄、皮むき、カットなどの手間が一切要らず、開封するだけですぐに使える。
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「ケンミン焼ビーフン」60周年、世界へ広がるロングセラー
ケンミン食品株式会社
水を入れてさっと炒めるだけで鶏ガラベースの味わいを堪能できる即席焼きビーフン。1960年発売のロングセラー商品でギネス世界記録にも認定された。近年は「Yaki Be-fun」として米国など海外展開も行っている。、
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大豆ミートなど植物性たん白食品のパイオニア、無添加製法で評価
三育フーズ株式会社
缶詰の大豆ソーセージ「リンケッツ」やレトルトの「大豆ミートで作りました」などの植物性たん白食品を展開。自然食品業の基準に対応し 添加物の代替となる素材を組み合わせて商品を作り上げ、支持を集めている。
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「こだわり酒場のレモンサワー」、家庭でも“居酒屋の味”を実現
サントリースピリッツ株式会社
レモンをまるごと漬け込んだ浸漬酒と、複数の原料酒をブレンドし、レモン感と酒の旨みを両立した缶チューハイ。酒場風のパッケージを採用し、家庭で居酒屋気分を楽しめることを目指した。レモンサワー人気をけん引した。
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伝統製法にこだわる「マルホン胡麻油」、多彩な香りと訴求強化
竹本油脂株式会社
「マルホン胡麻油」は、ごま本来の旨みを生かす伝統的な圧搾製法を堅持。香りの強弱で選べる4種を揃え、家庭用パッケージを刷新した。テレビCMなど多面的なプロモーションで認知向上を図り、販売が増加している。
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「パリパリ無限」シリーズ、野菜の簡便調理を提案
東洋水産株式会社
パリパリの揚げ麺と調味料のセット商品。キャベツの千切りや茹でたもやしにまぜるだけで、野菜をおいしくたくさん食べられる。現代人が食に求める時短・簡便・野菜摂取の要素を集約した商品で、売り上げを伸ばしている。
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「極上ヒレカツ」品質へのこだわりと値ごろ感で人気に
株式会社ニチレイフーズ
品質へのこだわりと値ごろ感、情報発信でヒットにつなげた。箸で切れるやわらかさ、2種類の生パン粉のブレンド、揚げたてのようなサクッとした衣がこだわった点。専門店にならい、肉の下準備や揚げ方などを工夫した。
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「アマニ油入りドレッシング」シリーズ、健康とおいしさ両立の10年ブランド
株式会社ニップン
アマニ油の健康価値とサラダに合うおいしさを両立。2010年の発売以来、アマニ油の風味とドレッシングとしてのおいしさ、野菜をおいしく食べられるバランスにこだわり改良を重ねた。和風・洋風を合わせ展開する。
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「MSCおさかなミンチ」シリーズ、使いやすさ訴求し魚離れに対応
日本水産株式会社
(現株式会社ニッスイ)「MSCおさかなミンチ」は、MSC認証のスケソウダラを独自技術でミンチ状に加工。高たんぱく・低脂肪・糖質ゼロで、魚が苦手な層にも対応する。ひき肉感覚で使え、冷めても固まらず調理しやすい点も特長だ。
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「袋のままできるチキンオムライス」、常温保存・簡単調理に対応
日本ハム株式会社
溶き卵を包材に入れて電子レンジで加熱するだけで完成する商品。時短ニーズに応えるだけでなく、火を使わず子どもと一緒に調理でき、非常時の備蓄にも適した常温保存食品だ。SNSで話題の販促展開も注目を集めた。
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「サクサクパン粉」レンジ加熱しても食感を持続
フライスター株式会社
揚げ物の衣が時間経過やレンジ加熱してもサクサク感を維持できる機能性が特長。独自の原料配合と成型技術で、市販のパン粉と変わらぬ形状や食感にした。家庭用パン粉市場が縮小する中、5年間で約3倍の販売になった。
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「WILDish」シリーズ、皿いらずの冷凍米飯・麺が提案する新たな食の形
マルハニチロ株式会社
袋のままレンジで加熱し、袋を皿代わりに食べられる家庭用冷凍食品。19年に米飯から開始し、20年には麺類も投入した。マチのあるガゼット袋採用で自立性と簡便性を両立。食器不要・省ゴミで単身者からも支持された。
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「明治北海道十勝カマンベールチーズ燻製」量産型で初、間口拡大を実現
株式会社明治
北海道十勝工場に燻煙設備を導入し、工場で製造する大量生産型のカマンベールチーズとしては国内初の燻製タイプを19年に発売した。従来の市販品とは異なり、ブナのチップで燻煙する製造方法にこだわった点が特長。
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「ヤマサ 絹しょうゆ」なめらかさと上質感で新時代の嗜好に対応
ヤマサ醤油株式会社
「絹しょうゆ」は、生しょうゆのやわらかさと火入れしょうゆのコクのある味を重ね仕込み製法でブレンドし、絹のようななめらかさを実現。食塩分40%カットの減塩タイプも展開している。
2019第49回

新素材チューブ入り香辛料として新たな薬味文化を創出した。薬味にも下味にも使える汎用性の高い万能調味料として受け入れられ、大きな反響を呼んでいる。
チューブ入り香辛料市場は近年拡大傾向にある。新素材へのチャレンジや生鮮からの移行が進んだためと考えられる。
生姜やニンニクなど、チューブ入り香辛料においてわさび以外の素材が伸長するなか、エスビー食品は新たな素材として「しそ」に着目した。
生鮮のしそは生鮮ニンニク以上の市場金額推移であり、チューブ入りのしそを作ればチューブ入りで好評を得ているおろしにんにく並みの市場規模になると考えたからだ。
発売初年度の2018年から同社の予想をはるかに上回る反響を呼んだ。素麺の薬味、つくねの下味のほか冷奴や納豆、パスタなどさまざまな料理用途が見込めることから、店頭で食べ方提案を訴求する関連販売を実施。初年度販売金額約10億円(メーカー出荷ベース)のヒット商品となった。
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高齢者のニーズに対応する「バランス献立」シリーズ
アサヒグループ食品株式会社
さまざまな食材を使った主食・主菜・副菜を取りそろえ、バランスの良い献立作りをサポートする。素材のうまみやだしにこだわった、しっかりとした味付け。使用食材と栄養が一目で分かるパッケージとした。
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全国の料飲店から圧倒的な支持を獲得
アサヒビール株式会社
家庭用向けRTD「Hi倶楽部」の樽詰め商品として1984年に発売した業務用サワー「樽ハイ倶楽部」。発売から35年経過した現在でも出荷数量が増加しており、18年は8%増で着地した。全国の料飲店から圧倒的な支持を獲得している。
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長時間保温時のパサつきや蒸れ臭を抑制
味の素冷凍食品株式会社
外食調理現場で味付きライスを炊飯ジャーなどで保温している実態に着目し、家庭用冷凍食品の「ザ★チャーハン」をベースにジャーで長時間保温しても、パサつきや蒸れ臭を抑えることができる冷凍チャーハン「ガツうま!チャーハン」を開発した。
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水・油・フタいらずで本格的な羽根つき餃子に
イートアンド株式会社
2014年秋、水・油いらずの簡単調理で本格的な羽根つき餃子ができる「大阪王将 羽根つき餃子」を発売した。18年秋には「フタいらず」に、19年にはラインアップを強化し、「羽根つき」シリーズとして展開している。
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独自技術を結集、「プチッと調味料」で新ジャンルを創造
エバラ食品工業株式会社
業務用で培った高濃度ブレンド技術、原料の配合技術、ポーション容器に入れる工業化技術など、独自技術を結集。鍋用調味料という成熟市場で1人分の液体濃縮タイプのポーション調味料という新たなジャンルを創造した。
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簡便性や汎用性で各業態のニーズに対応
ケンコーマヨネーズ株式会社
自社工場で割卵から焼成、包装までを一貫ラインで行い、製法やだしにこだわった卵焼きの「惣菜亭」シリーズ。人手不足の中、電子レンジで使える容器の手軽さや幅広いラインアップ、汎用性などで各業態のニーズに対応している。
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「感豆富」大豆のプリン、豆腐系食品で初の容器採用
さとの雪食品株式会社
「大豆食×新食感」がコンセプトの和スイーツで高次元のなめらかさを実現。一般的な豆腐より若年層の購入割合が高く、新たな顧客を創造した。豆腐系食品容器で初のインモールド成型を採用し、店頭での視認性を高めた。
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なじみのあるメニューを「デリパック」で提案
SOMPOケアフーズ株式会社
高齢者になじみのあるメニューを展開し、食事を楽しめるよう工夫した。「効率、安定、安全、価格」を重視し、介護施設の負担軽減をめざす。最新の加工技術により、嚥下の状態に合わせた4つの食形態を展開している。
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衣の食感が好評の「ボイルでサクッと」シリーズ
株式会社ニチレイフーズ
特許技術「衣革命」によりボイル調理で揚げたようなサクッとした食感を実現。小規模対応もでき、高齢者施設の調理負担軽減に貢献している。19年4月の発売以来、すでに全国2000カ所以上の高齢者施設に導入された。
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ゆで時間80秒の「オーマイ 超早ゆでマカロニ」シリーズ
日本製粉株式会社
(現株式会社ニップン)ショートパスタ市場の活性化を狙い、業界最速のゆで時間「80秒」を実現した。既存品より薄く幅広い形状により、短時間でも熱が通りやすい。経時変化に強いでん粉を配合することで、冷めても固くなりにくい設計とした。
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販売拡大続く「そば湯まで美味しい蕎麦」シリーズ
株式会社はくばく
無塩製法と独自のそば粉の配合により、乾麺ながらそば湯が楽しめるという付加価値を生み出した。17年3月の発売以降、販売拡大を続け、19年3月期はシリーズ全体の販売実績が前期比60%増と伸長している。
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加熱時の伸びの良さが評価「クッキングモッツァレラ」
マリンフード株式会社
揚げる(加熱する)と伸びが出るという最大の特徴から、揚げ物をはじめ業務用のさまざまな業態で採用された。採用メニューがSNSで話題になるなど、発売から1年余りで同社業務用チーズの主力商品に育った。
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豆乳100%使用の「豆乳グルト」シリーズ
マルサンアイ株式会社
豆乳を100%使い、植物性乳酸菌で発酵させたヨーグルト風の発酵豆乳食品。豆乳ユーザー、健康・美容を気にする人、乳アレルギーを持つ人を中心に支持され、19年9月期は前年比20.1%増と好調だ。
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ルヴァン種でパンの風味向上や食感の持続性を実現
山崎製パン株式会社
大量生産のパン製造には向かないルヴァン種を導入する技術を確立し、パンの風味向上や食感の持続性を実現した。販売面で苦戦していたハード系のパンに順次導入し、販売が右肩上がりで推移している。
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外が香ばしく、中がなめらか。新食感で市場を創造
株式会社ローソン
19年3月に発売し、最初の3日間で100万個を売り上げたヒット商品「バスチー」。外のカラメルが香ばしく、中のなめらかな新食感が特徴。同年秋には他のコンビニチェーンやスーパーから相次いで発売され、新しい市場を創造した。
2018第48回
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他素材の特徴を生かす業務用マーガリン「ソシエル」
株式会社ADEKA
乳のコクを残したまま、バターの香りを完全に排除することで、チョコや抹茶、ナッツなど、食品素材が本来持っている繊細な味わいや鮮やかな発色を引き立たせる。乳化剤、保存料無添加でトランス脂肪酸低減品。
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芳醇な香りとみずみずしい果実感の「アサヒ贅沢搾り」
アサヒビール株式会社
1缶あたり果実1/2個以上の果汁を使用。果実のフルーティーさを感じる果肉部と果実の自然な苦味や酸味のある果皮部の果汁をブレンドし、奥深くバランスの良い味わいに仕上げた。独自製法アルコール度数4%。
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アイスを焼く“新発想”の「BRULEE(ブリュレ)」
オハヨー乳業株式会社
アイスを焼くというこれまでにない製法で、表面のパリパリとした食感、香ばしくほろ苦い焼き目を実現。焼き目の技術・開発力が同業からも注目される。そのおいしさで消費者の心を掴み、ご褒美アイスとして定着した。
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“力強いコクと飲みごたえ”の「本麒麟」
キリンビール株式会社
2018年に発売したビール類新商品で最大のヒット商品。爽やかな香りと上質な苦みが特徴のドイツ産ヘルスブルッカ―ホップを一部採用し、長期低温熟成により雑味を低減、よりコクが感じられる味わいに仕上げた。
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PETコーヒーの新潮流つくる「クラフトボス」
サントリー食品インターナショナル株式会社
すっきりとした味わいやスタイリッシュな容器デザイン、ITワーカーをターゲットにしたテレビCMなどにより、缶コーヒーをあまり飲まない若年層や女性からの支持を獲得。同品の好調をうけ、他メーカーの参入が続く。
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自然解凍対応の「楽らく柔らかシリーズ」
株式会社大冷
加熱中の中心温度をコントロールしつつ、段階的な加熱とホールド工程を複数回に分けることで、固くなりにくい仕上がり。メディカル関連に加え、弁当やレジャー施設など、幅広い場面で利用できる味わいとした。
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ボトル容器入り「日清 ラク揚げパン粉」シリーズ
日清フーズ株式会社
2017年2月に発売したボトルシリーズの第4弾。独自配合により食材の水分を吸うため、小麦粉や卵を使わず、簡単にとんかつ等の衣付けができる。その簡便性が支持され、停滞していたパン粉市場の活性化に寄与している。
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国産初のデュラム小麦の開発と純国産パスタの商品化
日本製粉株式会社・農研機構
農研機構と日本製粉の共同研究により2016年「セトデュール」が品種登録された。これを「オーマイ瀬戸内生まれのスパゲッティ」で商品化し、国産原料デュラム小麦を使う国内製造の純国産パスタとして新ジャンルを創出。
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冷凍から揚げのヒット商品「特から」
株式会社ニチレイフーズ
食卓の主菜として満足できる唐揚げをめざして開発。独自技術の「じゅわ旨っ。」製法によりジューシー感を向上させ、味付けや揚げる時間・温度にこだわり、電子レンジ調理で揚げたてのようなおいしさを再現した。
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ヘルシーとおいしさを追求する「Healthy Kitchen ZERO」シリーズ
日本ハム株式会社
主力のロースハム、ベーコンで開封しやすい包装形態・包装資材を採用するほか、植物由来のフィルムを一部使用するなど、使い勝手や環境面にも配慮している。糖質0(ゼロ)の「ZERO」や減塩の「グリーンラベル」も展開。
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多様な麺の食べ方を提案できるマルボシ中華そば
星野物産株式会社
つゆ絡みの良いもみ切打ち製法で生産している。麺帯熟成製法で仕上げた細切り麺で、細麺ながら力強い噛み応えを実現。水でさらした後のざる麺の食感を基本に、“つるつる、シャッキリ”とした食感に仕上げた。
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ボトル入り液体みそ「鮮度みそ」シリーズ
マルサンアイ株式会社
みそ業界で初めて鮮度ボトル採用。2017年9月の発売後、1年を待たずにシリーズ累計100万本を突破した。開封後90日間常温で鮮度を保つことができる。片手で簡単に調理できるため、みそ汁だけでなく、料理用途にも便利。
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大豆ミートを使った「ダイズラボ」シリーズ
マルコメ株式会社
レトルト、乾燥、冷凍の3パターンで発売した。麻婆豆腐の素など総菜の素シリーズも展開し、家庭用食品として大豆ミートの地位向上に貢献。低カロリー&低糖質、高たんぱくで食物繊維豊富な素材でありながら賞味期限は最長20カ月あり、防災食用途も期待される。
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新機軸のスプレッド「明治スプレッタブル」
株式会社明治
バターをメインにクリームチーズ、なたね油、塩の4つの素材だけで作り、硬くて使い勝手が悪いというバターの不満点を解消。乳化剤、保存料、食用精製加工油脂不使用で、マーガリンを敬遠する層を取り込んだ。
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甘みのある小麦麦芽粉・スウィートポリフェ
吉原食糧株式会社
粉自体に甘みとコクがあり、ケーキやクッキーなど菓子作りに向く。甘味強度数値は一般的な小麦粉の約2倍。原材料の薄力粉に20%程度置き換えると、砂糖の使用量を30%減らしても生地に同等以上の甘さとコクが出る。
2017第47回
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麦由来の味わい高めた「クリアアサヒ贅沢ゼロ」
アサヒビール株式会社
従来品比で麦の使用量を30倍に増量した。これにあわせて、一般的な外国産麦芽よりもエキス値が高く、穀皮が薄くて身が多い国産ゴールデン麦芽を一部使用することで、糖質ゼロながら麦由来の味わいをさらに高めた。
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特許技術を活用した業務用「厚焼玉子(焼目入)」
株式会社あじかん
業務用玉子焼類でトップクラスのシェアを誇る。日持ちする厚焼玉子の商品化を求める声をうけて開発に着手。特許技術を活用し、ロングライフながら手作り感のある焼目入り厚焼き玉子の製造に成功した。
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おにぎり用の品質向上剤「ナイスライス結・快」
オリエンタル酵母工業株式会社
パン用イースト酵母のトップメーカーが、初めて米飯関係で商品を開発した。炒飯やピラフ、おにぎりの保形性を向上させる「結」と、赤飯やおこわなどのもち米おにぎりのほぐれ性を向上させる「快」を同時発売。
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レトルト食品のパイオニア「ボンカレー」シリーズ
大塚食品株式会社
1968年に世界初の市販用レトルト食品として「ボンカレー」が誕生し、2018年の発売50周年に向けて各シリーズの改良を重ねる。2013年には「ボンカレーゴールド」を、従来の湯せんから箱ごと電子レンジへ入れる調理法へ変更。
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国産大豆100%使用の「おからパウダー」
株式会社おとうふ工房いしかわ
おからを短時間で乾燥させ、パウダー状に仕上げたもの。ハンバーグやメンチカツからクッキーまで、アレンジ次第で料理の幅が広がる。吸水性にも優れており、4~5倍の加水で通常のおからとしても使用できる。
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飲酒ケア市場に新コンセプトのサプリ「よいとき」
キユーピー株式会社
独自製法で酢酸菌酵素(アルコール脱水素酵素、アルデヒド脱水素酵素)を高濃度に含むにごり酢(濾過前の酢)の大量生産に世界で初めて成功。それにより、2粒に酢酸菌1億個分の酢酸酵素をもつサプリを開発した。
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ノンアルながら一番搾り製法採用の「キリン零ICHI」
キリンビール株式会社
あえて機能性にこだわらず、ビールのような味わいをめざし人工甘味料不使用とした。ビールの糖質や酸味料のバランスを分析する手法を採用したほか、苦みについてもホップを投入することで、ビールに近い味わいに。
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外食業態向けに「THE WORLD MEATBALL」展開
ケイエス冷凍食品株式会社
冷凍ミートボールのトップメーカーとして、“ミートボールの地位向上”を掲げ、自社工場に設備投資をして開発したシリーズ。生地やソースに使う素材にこだわり、高級感のある食感と味わいを提案する。
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女性の五感に訴える「とろけるきなこ」
株式会社真誠
2015年9月に発売し、累計販売300万個を突破した。人気の理由は口の中でふわっととろける食感のおもしろさ、牛乳をはじめ飲料へのとけやすさなど。業界初の機能性表示食品も発売し、シリーズ化により、さらなる拡販を図る。
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タテ型カップ麺市場に「MARUCHAN QTTA」で新規参入
東洋水産株式会社
発売16日で累計出荷1000万食(小売価格ベース18億円)を達成した。独自の製麺技術により「SYO-YU」と「SEAFOOD」は“つやもち製法”、「TONKOTSU」は“ノンスチーム製法”で製造。揚げ油にラードを加え、本格感のある味わいに。
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機能性フライ油「日清スーパーロング」シリーズ
日清オイリオグループ株式会社
外食・中食市場におけるコスト低減ニーズと、揚げ物の食感改良ニーズに対応した。独自のSL製法により、通常のフライ油よりも酸価の上昇を抑える長持ち機能と揚げ物のサクサク感を持続させる機能を備える。
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植物由来の「ニップンセラミド」シリーズ拡充
日本製粉株式会社
2000年から植物由来の食品素材としてセラミドの生産・商品化を開始し、アイテムを拡充している。いずれも独自の抽出・精製方法により高純度で色、匂い、味に優れ、配合食品に対し悪影響の心配がないことが特徴。
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“ジューシー感”にこだわる「豊潤あらびきウインナー」
日本ハム株式会社
低温と高温の二段階で過熱を行い、肉の中にジューシーなうまみを閉じ込めている。原料肉には豚肉を100%使用し、肉のうまみを引き立てるため、特製のスパイスを組み合わせた。天然の羊腸を使った弾けるような食感が特徴。
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「ネスカフェゴールドブレンド コク深めボトルコーヒー」展開
ネスレ日本株式会社
ボトルコーヒー市場における付加価値品として展開し、2015年の発売以来、家庭でアイスコーヒーを飲まなかった新規ユーザーの獲得に成功。独自製法により空気との接触を低減することで、香りを封じ込めている。
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そのままかけて食べられる「かけうま麺用ソース」シリーズ
丸美屋食品工業株式会社
「麻婆豆腐の素」で培った中華レトルト技術を生かして開発した。乾麺中心に夏場の麺需要活性化に寄与し、競合品が多数発売されるなど麺周りにおいて新たな市場を創出。具材がしっかりと入っており、食べ応えがある。
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調理にも使いやすい「カンタン黒酢」
株式会社Mizkan
黒酢購入者の9割が黒酢を調理に使っている点に着目して開発。砂糖や塩味などの配合を工夫しており、さまざまなお酢メニューを簡単に作ることができる。2017年2月の発売から6か月で170万本超のヒット商品に。
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国内産玄米100%使用の「むらせ ライスグラノーラ」
株式会社むらせ
米穀卸が、コメの消費拡大を目的に掲げて開発した商品。米粒を生かしたパフと玄米粉をバランスよく配合し、口当たりの良いサイズに成型したパフ2種を丁寧に焼き上げた。きなこ味、メープル味、和風だし味の3種。
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「明治 ザ・チョコレート」シリーズ
株式会社明治
カカオ豆から板チョコレートまでを自社内で一貫して製造するビーントゥバーチョコレートとして開発。チョコの表面に4つの模様を入れてカカオのうまみを引き出しており、この個性的な形状はシリーズの特徴といえる。
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高齢者の低栄養改善に「明治メイバランスMiniカップ」
株式会社明治
体重が落ちて食欲不振の高齢者向けに提案する高栄養な食事サポート食品だ。1本125㎖の少量で200kcalのエネルギーとタンパク質、脂質、糖質、食物繊維、ビタミンなど身体に必要な栄養素が一度に摂れて飲みやすい。
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大人向けのバーアイス「PARM(パルム)」
森永乳業株式会社
2005年に発売し、大人向けマルチパックのバーアイス市場を切り拓いた。300円が主流の中、大人が満足できる350円(当時)とし、地道な試食販売で認知を広げ、ユーザーを拡大。単価アップによる市場拡大にも貢献している。
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家庭料理を惣菜に「もう一品」シリーズ
株式会社ヤマザキ
日持ちと品質を両立したチルド包装惣菜の主力シリーズ。低温殺菌によりチルド食品ならではの素材の美味しさが味わえる。家庭料理に準じた調理方法、家庭と同様の基礎調味料を使った味付けにこだわっている。
2016第46回
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鮮度にこだわった「アサヒもぎたて」
アサヒビール株式会社
市場リサーチと開発に3年をかけ、高アル果汁系の大型RTD商品として発売した。新鮮という価値にこだわり、収穫後24時間以内に搾汁した果汁のみを使い、独自の低温殺菌技術で果実本来の香味成分の劣化を抑制した。
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果実と果汁で作った「アヲハタまるごと果実」シリーズ
アヲハタ株式会社
砂糖を使わず、果実と果汁で作ったスプレッドシリーズ。発売以来着実に成長し、14年秋の刷新では、3つの技術を融合したファインフルーティー技術により、フルーツの新鮮さを引き出し、翌年の売り上げ倍増に貢献した。
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味わいと容量が幅広い層に支持される「ザ★チャーハン」
味の素冷凍食品株式会社
食欲を刺激する焦がしニンニクのマー油と葱油の香ばしい香り、焼豚のうまみ、風味が楽しめるメニューとして開発し、ヒット作となった。従来のチャーハン類より大容量の2食~3食分にすることで幅広い層に支持された。
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おもち×つぶあん×アイスの和スイーツ
井村屋株式会社
冷凍下でも柔らかく弾力のあるおもちと、つぶあん、アイスの3層構造で、“和”を楽しめる「やわもちアイス」シリーズ。季節限定品などをシリーズ展開している。あずきバーに次ぐブランドとして、年々成長を遂げている。
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大関の720ml瓶ナンバーワン商品に
大関株式会社
「純米酒 醴(RAI)」は新製法「味醴製法」によって、味わい深いコクと飲みやすさを両立。発売から半期の販売実績は金額で1億円、本数で15万本と同社の720ml瓶商品の最高記録を更新し、通年でも720mlのナンバーワン商品となった。
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揚げ物の吸油量とカロリーを低減
日清オイリオグループ株式会社
「日清ヘルシーオフ」は国内の家庭用油商品として初めて、揚げ物のカロリーを低減する機能を前面に出した。独自技術により、揚げ物の吸油量を最大20%、カロリー換算で13%相当を低減できる。衣に含まれる油分が少なく軽い食感に仕上がる。
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太麺の早ゆで技術の開発
日清フーズ株式会社
(現株式会社日清製粉ウェルナ)パスタのゆで時間短縮とアルデンテな食感を両立すべく、スーパープロント製法を改良し、パスタ断面の風車形状を3枚から4枚羽にした。1.8㎜でゆで時間11分から4分、2.0㎜で13分から6分と大幅な時短を実現。
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業務用からあげ粉「これでい粉HGパリから」シリーズ
日本製粉株式会社
(現株式会社ニップン)揚げ置いた状態でもサクサクとした食感が残る。量販店のバックヤード等でも取扱いやすい1kg包装と400g包装を展開し、量販店向け惣菜、CVSレジ周り商品として伸長するから揚げのさらなる拡大を後押ししている。
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国産希少素材にこだわった無糖茶の展開
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
国産素材に対するニーズの高まりと、エリア独自のこだわりが感じられる商品・体験等への注目が集まっている潮流を踏まえ、全国各地の産地にこだわった茶葉を商品化した。商品を通じて、各地の素材や魅力を発信する。
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甘みとうまみで新たな需要を開拓
マルコメ株式会社
「プラス糀無添加糀美人」は24割糀(大豆の量に対して米こうじが2・4倍)の糀みそで、甘みと深いうまみが特徴。発売以来、毎年2ケタ増を記録し、これまでみそ汁を常時飲まなかった若い世代など、新規ユーザーの獲得に貢献した。
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プリン体に着目した「明治プロビオヨーグルト PA-3」
株式会社明治
「プリン体と戦う乳酸菌」ヨーグルトとして、15年4月に全国で発売。体内に摂取したプリン体に着目した商品は極めて珍しく、発売時は大きな話題となった。初年度売り上げは、目標30億円に対し、約2倍の水準に到達。
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小さめサイズがシニア層のニーズと合致
山崎製パン株式会社
「レーズンゴールド」は既存のレーズンパンの倍以上の量のレーズン、ソフトな食感、小容量形態がシニア層を中心とした「品質の良いものを丁度良い量食べたい」というニーズに合致。16年1月~10月で20億円以上(出荷価格ベース)を売り上げた。
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ヨーグルト初の機能性表示食品
雪印メグミルク株式会社
15年4月に始まった機能性表示食品制度に、ヨーグルトで初めて認定された「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」。同年8月に「内臓脂肪を減らす」をパッケージに表示し健康管理や体系維持に関心のある50~60代の需要を掴み、飛躍的に売り上げを拡大した。
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乳酸菌をチョコで包んだ「スイーツデイズ乳酸菌ショコラ」
株式会社ロッテ
伝統京漬物“すぐき漬け”から発見された植物性乳酸菌を採用した。日東薬品工業との共同開発品で、熱や胃酸に弱い乳酸菌をフリーズドライ製法で粉末化し、チョコで包むことで、乳酸菌を生きたまま腸へ届けられる。
2015第45回
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つぶしてもむだけでタマゴサラダが簡単に
キユーピー株式会社
ゆでたまごを袋の中でつぶし、ドレッシングと合わせることでサラダが完成する「つぶしておいしい たまごのサラダ」。ゆで卵の日持ちなど、業務用市場で培った技術を活用した。家庭用タマゴ製品のブランド「キユーピーのたまご」の柱として期待を寄せる。
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鍋で温めるだけで具付きラーメンが作れる
株式会社キンレイ
主力商品の「鍋焼うどん」で長年培ったスープ・麺・具の“3層構造”により、鍋で温めるだけで具付きラーメンが作れる「お水がいらないラーメン」シリーズを開発。「ラーメン横綱」監修品をはじめ、人気専門店の味わいを再現したコラボ商品を展開している。
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透明×ヨーグルト味の「南アルプスの天然水&ヨーグリナ」
サントリー食品インターナショナル株式会社
ホエイに乳酸菌を加えて発酵させた乳清発酵液を天然水にブレンドし、透明×ヨーグルト味を実現。同年の飲料業界の中で人気1位の新商品で、一時販売休止になるほどの人気となった。年間1000万箱突破を見据える。
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アンチエイジング医学に基づいた健康薬膳セット
株式会社シュガーレディ本社
(現株式会社SL Creations)慶應義塾大医学部の坪田一男教授が提唱するアンチエイジング医学に基づく食の考え方を取り入れ、おいしさと健康にこだわった5つの料理を組み合わせた主菜セット。ボイルか電子レンジで温めるだけで食べられる。
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中華鍋の形状が作る熱風を再現
株式会社ニチレイフーズ
新「本格炒め炒飯」は15年春の刷新で、特許製法の新・本格炒め製法「三段階炒め」を採用。ご飯に卵をコーティングする一次炒め、中華鍋の形状が作る250℃以上の熱風を再現した高温熱風、強い攪拌による仕上げ炒めを経て製品化する。
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使い勝手のよい容器と中身の「日清クッキングフラワー」
日清フーズ株式会社
(現株式会社日清製粉ウェルナ)2通りに使えるキャップ(ふり出し口と計量に便利なすりきり口)付きボトルタイプを採用した。中の小麦粉はダマになりにくく溶けやすい。キッチン周りに置きやすい容量150gとし、普段使いの機会増加を増やす。
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大さじ2杯で1日に必要なα―リノレン酸を摂取
日本製粉株式会社
(現株式会社ニップン)15年2月に発売した「オーマイPLUS アマニ油入りマヨネーズ」。大さじ2杯で1日に必要なα―リノレン酸(オメガ3脂肪酸)を摂取できる。日常の食シーンに取り入れやすく、アマニ初心者の使用シーンを拡大。アマニの認知度を向上するとともに定番化を進めた。
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専門店品質によりシリーズ最速で100万パック突破
日本ハム株式会社
「石窯工房 クロワッサンピッツァ」は専門店と同じ製法で作ったサクサクのクロワッサンに、具材とチーズをトッピングした商品。オーブントースターで温めるだけで食べられる。発売後3ヵ月で100万パックを販売し、同シリーズ過去最速の好スタートを切った。
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非加熱製法で酵素の力を生かした液体塩こうじ
ハナマルキ株式会社
塩こうじから粒を無くすため、もろみを圧搾してしょうゆを作るのと同様に、塩こうじを圧搾して液体にした。非加熱製法で酵素の力が強く、計量しやすい、混ぜやすい、溶きやすい、焦げにくいなどの点が強み。
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レンチンで調理と殺菌が可能なシステムを導入
フジッコ株式会社
スウェーデン発の新加熱調理殺菌システム「スチームバルブ製法」をアジアで初導入したレンジ惣菜「Basta Deli」シリーズ。半調理して真空パックで密封したものを、500W3分の低温・短時間で加熱調理、殺菌する。賞味期間は47日間。
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牛乳を加えてぷるぷる食感のデザートに
ヤマサ醤油株式会社
等量の冷たい牛乳を加え、約10秒混ぜるだけで、ぷるぷるとした食感のデザートが作れる「デザートベース」シリーズ。フルーツやジャム、餡などを加えるアレンジも可能。ジュレなどで培ったノウハウを生かし、デザートに適した硬さに仕上げた。
2000第30回
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inゼリー(当時はウイダーinゼリー)
森永製菓株式会社
inゼリーは、多くのアスリートの声などを取り入れて開発したスポーツ向け飲料を出発点とする。その後、一般飲料市場向けにチアパック容器入りのゼリー飲料を開発し、機能性ゼリー飲料市場を創出した。