グリーンハウスは、米穀安定供給確保支援機構が提唱する新たな行事食「夏越ごはん」を、6月1日~30日までの期間限定で受託運営する約50カ所の社員食堂で提供する。

昨年、約700店を超える飲食店で提供された「夏越ごはん」は、今年は1,000以上の店舗での提供が決定し、さらに広がりが見込まれており、同社はコントラクトフードサービス事業を展開する会社として初めて、全国規模で「夏越ごはん」を提供することを決定した。

「夏越ごはん」は、一年の前半の最終日となる6月30日に罪や穢れを祓い、残り半年間の無病息災を願う神事として古来より全国の神社で行われている「夏越の祓」に合わせ注目されている新たな行事食である。「夏越の祓」は、奈良時代より1,000年以上続く節目の神事で、神社では鳥居の下や拝殿の前などに茅(ち がや)や藁で作った大きな輪を設け、8の字を書くように3回くぐり抜ける「茅の輪(ちのわ)くぐり」を行い、一年の前半の罪や穢れを祓い、残り半年間の無病息災を祈る。

「夏越ごはん」は、「夏越の祓」の茅の輪の由来となった、蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞嗚尊(すさのおのみこと)を「粟飯」でもてなしたという伝承にならった「粟」、邪気を祓う「豆」などの雑穀の入ったごはんに、茅の輪をイメージした旬の夏野菜の丸いかき揚げをのせ、百邪を防ぐといわれるしょうがを効かせたおろしだれをかけたごはんを基本としたもの。今回、同社が提供する夏越ごはん(=写真)は、五穀米にむき海老・ゴーヤ・赤パプリカ・玉ねぎのかき揚げをのせて、さっぱりとしたおろし生姜だれをかけている。

〈冷食日報 2018年6月6日付より〉

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