日清オイリオグループが展開している、機能性フライ油の代表的なシリーズ。外食・中食市場における、コスト低減ニーズと、揚げ物の食感改良ニーズに対応した。

油種(キャノーラ油、大豆油)の持つ風味はそのまま活かしながら、独自のSL製法により、通常のフライ油よりも酸価の上昇を抑える長持ち機能と、揚げ物のサクミを持続させる機能が特長。通常のフライ油より長く使えるので経済的で、さらにはフライ油の交換頻度も減少するため、労務負担軽減も図ることができる。

同社ではさまざまなニーズに応える形で、「日清スーパーロングキャノーラ」では16.5kg缶、8kgBIB(バッグインボックス)、4kgピローといった容量・容器をそろえているほか、大豆油のコクとうま味、キャノーラ油の「カラッとサクッと、油っこくない」特長を生かした「同大豆&キャノーラ(16.5kg缶)」に加え、今年は着色抑制機能を新たに付与した「同ライトキャノーラ(16.5kg缶)」を新発売している。
日清オイリオグループ常務執行役員 岡雅彦氏

日清オイリオグループ常務執行役員 岡雅彦氏

〈機能性フライ油の先駆け的商品〉

「日清スーパーロング」シリーズの開発の契機は、世界的な油脂需要の拡大を背景に、国内の食用油価格も上昇する中で、お客さまに経済的なフライ油を提供することで、コスト低減に寄与することが目的だった。

約1年かけて開発し、2013年6月に第1弾商品として「日清スーパーロングキャノーラ(16.5kg缶)」を発売した。

独自のSL製法により、フライ時の酸価上昇を抑える長持ち機能と、揚げ物の食感をサクサクに仕上げ、そのサクミを持続させる機能が特長だ。フライ油の品質は酸価で管理するのが一般的なので、お客さまにとって酸価を抑えるという点を訴求するのが一番分かりやすいと考えた。

お客さまには、酸価の抑制が油を長持ちさせるだけではなく、油の使用量の削減にもつながることなどを目で見える数値データで示しながら、提案を行っている。また、お客さまには実際に使っていただき、機能を実感していただくことが大事と考えている。

ユーザーニーズをくみ取って機能開発し、商品化した大型商品「日清スーパーロング」シリーズは、最近の機能性フライ油の先駆け的な商品と言える。

その後も「日清吸油が少ないフライオイル」など新たなシリーズを展開しており、今後もニーズに応じて品ぞろえを充実していきたい。

〈食品産業新聞2017年12月4日付より〉