ひきわり納豆でありながら食べ応え「国産大きなひきわり」/あづま食品

第52回食品産業技術功労賞 商品・技術部門受賞
第52回食品産業技術功労賞 商品・技術部門受賞

あづま食品が2020年2月に発売した「国産大きなひきわり」は、一般的なひきわり納豆が6~8分割した大豆を使用する一方で、国産の大粒大豆を4分割したものを使用した、大きなひきわりとなっている。ひきわり納豆でありながら食べ応えがあり、大豆のうま味が味わえる商品だ。内容量は40g×3パック。

通常のひきわり納豆は、浸漬の工程で大豆の栄養成分が流れ出てしまうが、浸漬と蒸煮の工程の一部を見直した「旨さ閉じ込め製法」により、流出を抑えている。

ひきわり納豆の味わいに物足りなさを感じている人や、丸大豆より食べやすい大きさの納豆を求めている人に向けて開発した。他の納豆にはない食感や食べごたえ、しっかりとした豆の味わいが好評を得ている。

粒の大きさが料理になじみやすいため、パスタやサラダなどに合わせるレシピも提案している。

当初の販売目標を上回り、発売以降、右肩上がりで売り上げを伸ばしている。今では同社の代表商品の1つだ。

〈食品産業新聞 2022年12月5日付より〉