「無添加みそ工場」竣工、生産能力1.5倍で年間2万8,000tの生産が可能に-マルコメ

(左から)青木時男社長、青木秀太副社長
(左から)青木時男社長、青木秀太副社長

〈無添加2品伸長で1位「糀美人」2位「タニタ食堂」3位「料亭の味」に順位変動〉

マルコメは10月8日、長野本社で「無添加みそ工場」の竣工式と開業式を開いた。投資額は建物と生産設備を含み84億円、第三工場を拡張したもので、既存棟とは渡り廊下でつながっている。一般見学できる専用通路も設けた。新工場の稼働により、これまで年間1万8,000tだった無添加みその生産能力に年間1万tが追加され、工場全体で年間2万8,000tの生産が可能となる。

青木時男社長は新工場竣工にあたり、「伸長の著しい無添加みそを安定供給することが第一」と強調した。また、開業式閉会後の囲み取材では、単品の売上が1位「プラス糀 生みそ 糀美人」、2位「タニタ食堂の減塩生みそ」、3位「料亭の味」に順位変動したことを明かした。ベストセラーの「料亭の味」を無添加みそ2品が上回った。

竣工式と開業式には、衆議院議員財務副大臣兼内閣府副大臣の若林健太氏の秘書である齊藤拓磨氏や、施工を担った大林組の佐藤俊美社長兼CEOらが出席した。

〈「無添加みその生産拠点としては世界最大かつ最新鋭」と自負、専用通路から見学可能〉

神事が執り行われたのち、開業式のあいさつで青木社長は、「新工場は当社が誇る伝統の発酵技術と最新の衛生管理システムを融合させた。無添加みその生産拠点としては世界最大かつ最新鋭と自負している」と紹介した。「ここから生み出される画期的な商品をもって、国内のみならず世界中の食卓へ、安心安全で心身ともに豊かになるおいしさをお届けしたい」と意気込みを語った。

続けて、日本古来の発行技術を通じて生活者の健やかな暮らしに貢献するというビジョンを掲げ、長野の豊かな自然に育まれながらみそ作りに向き合ってきたとした上で、「この新工場こそが当社のビジョンを体現し、次の時代へまい進するための強固な推進力となることを確信している」と力を込めた。

来ひんを代表して、衆議院議員の若林氏の秘書を務める齊藤氏、長野県知事代理の長野地域振興局長・百瀬秀樹氏、長野市長代理の経済産業振興部長・峯村賢氏が祝辞を述べた。

次に青木社長が大林組・佐藤社長兼CEOに感謝状と記念品を贈呈した。佐藤社長兼CEOは新工場について、「生産体制を強化することにより無添加みその増産を可能にし、さらには一般のお客様に専用通路からみそ作りの工程を間近でご覧いただける『見せる工場』とした」と紹介した。

開業式にはゲストとして俳優の斎藤工さんが登場し、青木社長らとテープカットをした。みそを手作りしているという斎藤さんは、招待した長野市立山王小学校の5年生に「みそ教室」を開き、ともに工場見学をした。詳報は後日。

ゲストとして俳優の斎藤工さんが登場
ゲストとして俳優の斎藤工さんが登場

〈大豆油糧日報2026年10月9日付〉

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