食品産業技術功労賞 受賞歴

第45回 食品産業技術功労賞 マーケティング部門

「のりたま55周年を記念した展開」

丸美屋食品工業株式会社

丸美屋食品工業株式会社

1960年発売当時ののりたま

【丸美屋食品の話】
「のりたま」は1960年に誕生し、2015年で55年目を迎えることができました。開発当時、旅館の朝食などで提供される高級品だった「海苔」と「たまご」に着目し、これらの食材を家庭でも手軽に食べられるように開発したのがこの商品です。ふりかけといえば魚粉中心だった時代ですから、「のりたま」は非常に画期的な商品でした。

画期的な商品であるがゆえ、苦労も多々あったと聞いています。従来の製法は通用せず、特に、たまごをおいしく乾燥させる製法を開発するのに苦労したそうです。
また、販促面においても、新しい取り組みを推奨する創業者の判断が功を奏しました。当時、普及しはじめたばかりのテレビCMの投下や人気アニメ「エイトマン」シールの封入策により、「のりたま」は一気に認知を広げたのです。

2015年現在の「のりたま」は、発売から数えて8代目にあたります。時代によって、人の好みや求められるものは異なりますが、これまで当社では、お客様がイメージする「のりたま」の味やおいしさを保ちつつ、その時代に合わせた味に改良を重ねてまいりました。
55年続いた歴史がさらに息の長いものとなるよう、変わらないおいしさの「のりたま」は、これからも進化を続けてまいります。

表彰企業の会社概要

会社名 丸美屋食品工業株式会社
サイトURL https://www.marumiya.co.jp/