食品産業技術功労賞 受賞歴
第55回 食品産業技術功労賞 サステナビリティ部門
森林からつくる食品添加物セレンピア
日本製紙株式会社
植物由来のバイオマス素材で食品業界の課題を解決
【日本製紙の話】
セレンピアは、持続可能な森林からつくられる多機能なバイオマス素材です。主な機能として「懸濁安定性」「乳化安定性」「気泡安定性」「保形性」「保水性」を備えており、セレンピアひとつで食品業界のあらゆる課題の解決に役立ちます。
2019年に、静岡県富士市内の和菓子店のどら焼き用途で、初めて採用されました。お店の方によると、保水性や保形性が高まって賞味期限を延長できるようになり、土産需要の商機拡大につながったそうです。
現在では洋・和菓子を中心に製パンやフィリング、冷凍食品など幅広い食品で利用されています。また、日本を代表するシャルキュティエールの楠田裕彦シェフから、リン酸塩の代替品として高い評価をいただいたこともあり、ハムやソーセージを展開する食肉加工メーカー様から引き合いが増えています。
水産物の保存分野(氷への添加、クレーズ処理)においてもセレンピアの機能が生かせることが分かったため、地方の水産試験場や漁業協同組合様への提案を進めています。
樹木から生まれたセレンピアを選んでいただくことは、フードロスの削減や森林資源の循環へとつながり、結果としてSDGsの達成に貢献できるといえます。今回の受賞を機に食品業界へセレンピアの認知を広げ、さらなる拡販をめざします。
表彰企業の会社概要
| 会社名 | 日本製紙株式会社 |
|---|---|
| サイトURL | https://www.nipponpapergroup.com/ |